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第3回 医師にとって開業とは(1)

卒後10年ぐらい経過すると、先生方は今後の人生をどう過ごすのか選択をせまられてきます。
大学医局に在籍し助教授・教授を目指す方向か、勤務医で病院の管理者などを目指すのか、開業医になるのか、おおよそ3つの選択肢になります。医師の世界は医学界が頂点にあり、多くの先生方はその世界での評価を気にします。

■大学医局在籍の道

医局に在籍する場合、その頂点は教授になります。「白い巨塔」で表現されているように、その権力は絶大であり、おのずとそのポストをめぐる競争も熾烈です。「教授選」で晴れて教授につける先生は、同期生のなかで1人ぐらいだと思います。

■勤務医の道

大学より派遣されて勤務医になっていても、医局に戻ることが出来ない場合、派遣先でしかるべきポストにつき定年まで迎えるか、就職してその病院で定年を迎えることになります。病院の場合、夜勤や当直など勤務実態がハードであり、外科系の医師の場合加齢とともに、手術などの業務がこなせなくなります。また先端技術の取得や学会の動向を常に追いかけておかないと、取り残される結果になります。院長などの管理者になれないと、現場業務が加齢とともに負荷がかかります。

■開業医の道

もともと医院継承を前提に医師になった先生や、開業医をやりたくて医師になった先生もおられます。しかし他の選択肢との比較検討で開業を考えている先生の場合、我々のようなコンサルタントに相談されることをお勧めします。開業の全体像を示しますので、その上で判断いただく形になります。

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